個人再生に家計簿が必要!?提出しなければいけない理由と注意点を解説

払えなくなった借金を減額できる個人再生手続きでは、家計簿の提出を要求されます。

日ごろから家計簿をつける習慣がない人も多いため、いきなりこのような事態に遭遇すると、焦ってしまうケースも多いのではないでしょうか。

しかし、家計簿を普段からつけていない人でも、しっかりと準備期間を設けることにより、個人再生手続きが可能です。

このページでは、債務整理の個人再生手続きで家計簿の提出が必要な理由や注意点について解説しています。

ではさっそく、なぜ家計簿の提出が必要なのか理由をみていきましょう。

家計簿は個人再生計画を立てる上で重要視される

個人再生手続きでは、借金を大幅に減額することが可能です。

負債総額によって減額できる額は異なりますが、1/5くらいまで借金を少なくすることもできるんですね。

しかし、これを実現させるためには個人再生計画を裁判所に認めてもらわなければいけません。

そのためには、定められた期間でしっかりと返済できるか判断するための材料として、家計簿の提出が求められます。

なお、普段から家計簿をつける習慣がない人は、個人再生手続きの申立てを行う2〜3ヶ月から準備を始めます。

順番としては、以下のようになりますね。

1. 申立て手続きを弁護士に依頼する
2. 弁護士から必要書類を確認する
3. 家計簿をつけ始める
4. 準備が整ったら裁判所に申し立てを行う

個人再生手続きは弁護士を通さなくても可能ですが、手間と時間がかかります。

専門的な知識を要求されるため、このようなケースでは、弁護士に手続きを依頼してしまうのがスムーズです。

再生手続きで家計簿をつける際に気をつけたい注意点

家計簿を今までつけたことがない人は、どのように始めれば良いのかわからないものですよね。

そこで覚えておきたいのが、再生手続きが目的で家計簿をつける際に、気をつけたい次の3つの注意点です。

虚偽内容を記載しない

個人再生手続きで家計簿が必要なのは、再生計画に基づいてしっかりと返済できるかを、確認するためです。

したがって、家計簿に虚偽の記載があると、心証が悪くなってしまい、個人再生が裁判所に許可されない可能性も出てきます。

まとめて記載すると大雑把になってしまい、結果的に嘘を書いてしまうことになるので、必ず1日1回その日の収支を家計簿に記すようにしてください。

信用度をアップさせるために領収書を添付する

個人再生で提出する家計簿に、領収書の添付は必須ではありません。

しかし、スーパーやドラッグストアといった些細な日用品の買い物でも、しっかりと領収書をとって保管することにより、裁判所からの信用度が高くなります。

また、水道光熱費に関しては領収書の提出を求められる可能性が出てくるため、支払いを行った証拠を保管しておくのが良いですね。

支出をできるだけ抑える

裁判所は、提出された家計簿を確認する際に支出を重要視する傾向があります。

食費が少し多いくらいでは問題になりませんが、交際費やレジャー費といった娯楽に関係する項目で支出が多いと、再生計画の見直しを求められてしまう可能性が出てくるでしょう。

努力していることを示すためにも、可能な限り節約を心がけるようにしてください。

個人再生の家計簿提出は弁護士に相談しよう

債務整理に詳しい弁護士は、個人再生手続きの家計簿提出にも慣れています。

どのような家計簿を提出することで心証が良くなるかをしっかりと把握しているため、スムーズに手続きを行いたい方は、弁護士に相談してください。

また、個人再生手続きは豊富な知識を持つ弁護士を通すことにより、再生計画が通りやすい傾向もあります。

弁護士費用は分割でも応じてもらえる可能性が高いので、まずは気軽な気持ちで相談しましょう。